
| 山村の地場資源を活かした観光まちづくり | 平成14年度 | 宮崎県椎葉村 |
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●アンケートやヒアリングによる基礎的調査 椎葉村の観光客と宿泊施設を対象にアンケート調査を行い、椎葉観光の基礎的な資料としました。また、全国的な観光動向を把握するため、観光・旅行関係の企業・団体等にヒアリングを行うとともに、村内では、観光まちづくりの担い手となる活動グループや観光協会にヒアリングを行いました。 これらの基本的な資料をもとに、椎葉村の現況や地場資源の状況や評価を整理し、「椎葉らしさ」を形成する椎葉の魅力の抽出を行いました。そして、観光入込みや施設やイベントの状況など、椎葉村の観光に関する現状や、周辺地域及び全国的な観光動向を把握し、問題点を整理したところ、4つの課題が整理されました。 「地域資源を活かす椎葉観光の確立」 「交流を通した情報の発信」 「観光ニーズ、マーケットに対応した戦略の見通し」 「人材のネットワーク化による運営体制づくり」 ●基本方針 観光振興を活用した地域振興に向け、 短期的には「観光入り込みと宿泊客の増加」 長期的には「体験型観光の導入による椎葉型観光の実現」 という2つの基本目標を設定しました。これは、まずはとにかく椎葉村に来てもらう「マスツーリズム」の確保と、さらに体験型などの「オルタナティブツーリズム」の確立を目指すというものです。 そして、その実現に向けて、椎葉のホンモノ、村民の力、既存観光資源をフルに活用し、受け入れ体制を整えて、都市住民を巻き込み、周辺地域と連携を取りながら進めていきます。 基本的な方向として、@住民主体による受け入れ体制の充実(人づくり、仕組みづくり)、A新しい観光の育成、B観光基盤の整備、改善、C立ち寄り型観光の拡充、D広域流動観光の受けとめ、E新たな「事(ムーブメント)づくり」と情報の交流、を示し、活性化方策の検討を行いました。 ●活性化方策 @新しい観光の育成として、地場資源を活用した体験型メニューをあげ、具体的なプログラムを提案するとともに(例:「椎葉山の郷土料理教室」「焼畑で雑穀づくり」など)、プログラムの実施体制やガイド等人材育成についても検討しました。 A観光基盤の整備、改善としては、アクセス道路4ヶ所への情報提供拠点の設置や、既存の観光総合拠点の充実、周辺町村とのバス共同運行などを提案しました。 B立ち寄り型観光の拡充として、散策フィールド拠点の設置(お散歩マップ→下図)や食の情報提供を提案しました。 C広域流動観光の受け止め方策としては、阿蘇や高千穂などを含めた広域イメージの形成について、また、高齢化した宿泊施設経営者の互助システムなど、宿泊施設のサービスや仕組みの見直しを提案しました。
お散歩マップ イメージ ●実現化に向けて これらの方策の実現化に向けて、@住民主体による無理のない推進体制の確立、A新たな「事(ムーブメント)づくり」(年間を通した祭りやイベント等)と情報の交流、Bそして、最後に、先の活性化方策をソフト・ハード面に分けて整理し、実現に向けたアクションプログラムを作成しました。 |
![]() 山間部に位置する椎葉村 伝統芸能の神楽![]() 平家伝説ゆかりの民家 (鶴富屋敷) ![]() 観光総合拠点施設の様子 (平家本陣) |

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